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営業事務への丸投げがつらい!仕事を押しつける営業への対処法

「営業から必要な情報をもらえないまま、仕事だけ任される」

「自分では判断できない内容なのに、対応を求められる」

「問題が起きたときだけ、営業事務の責任にされる」

このような状況が続き、つらいと感じていませんか。

営業事務は、営業をサポートする仕事です。

しかし、サポートと丸投げは同じではありません。

担当範囲や必要な情報が曖昧なまま仕事を押しつけられると、自分の業務が進まないだけでなく、ミスやトラブルの原因にもなります。

あきら

僕も営業事務として10年以上働くなかで、急な依頼や情報不足の仕事に振り回される場面を何度も経験してきました。

そこで、こちらの記事では、

  • 仕事の丸投げにあたる状態
  • 依頼されたときに確認すべきこと
  • 確認や依頼事項を角を立てずに伝える方法と例文

を紹介します。

さらに、丸投げを防ぐ対策や、改善されない場合の上司への相談方法も解説します。

営業事務だからといって、無理な仕事や責任まで引き受ける必要はありません。

対応する範囲を明確にし、自分の仕事と身を守る方法を一緒に確認していきましょう。

目次

仕事の丸投げとはどんな状態か

営業から仕事をまかされる際に、必要な情報や説明がないまま任されたり、本来は営業が判断すべき内容まで押しつけられたりする場合は、サポートではなく丸投げに近い状態です。

まずは、自分が置かれている状況が丸投げにあたるのか確認してみましょう。

必要な情報がないまま仕事を任される

顧客名や商品名、数量、金額、希望納期など、仕事を進めるために必要な情報がないまま依頼されるのは、よくある丸投げのひとつです。

たとえば、営業から次のように依頼されることがあります。

/

  • 「これ、見積もりを作っておいて」
  • 「いつもの内容で手配しておいて」
  • 「お客様に確認して進めておいて」

営業本人は案件の内容を理解しているため、簡単な説明でも伝わると思っているかもしれません。

しかし、営業事務には営業と同じ情報が共有されているとは限りません。

情報が足りないまま進めると、商品や数量を間違えたり、顧客の希望と異なる内容で手配したりする危険があります。

確認しなければ仕事を進められないにもかかわらず、

「そのくらい調べて」

「前回の資料を見て」

と言われる場合は、必要な情報の確認まで営業事務へ丸投げされている状態です。

営業が対応すべき仕事まで押しつけられる

営業事務は営業担当が行うべき仕事をすべて代わりに対応する立場ではありません。

たとえば、次のような業務まで任されている場合は注意が必要です。

  • 顧客との価格交渉
  • 契約条件の変更
  • 大幅な納期調整

会社によって営業事務の担当範囲は異なります。

そのため、顧客対応や納期調整を営業事務が担当すること自体が、必ずしも丸投げとは限りません。

問題なのは、営業が必要な判断や説明を行わず、面倒な対応だけを営業事務へ任せていることです。

営業本人が対応すべき仕事まで引き受け続けると、営業事務の担当範囲が際限なく広がってしまいます。

判断する権限がない仕事を任される

営業事務には、金額や納期、契約条件などを最終決定する権限がないことも多いでしょう。

それにもかかわらず

  • 「金額は適当に調整しておいて」
  • 「納期はそちらで決めておいて」
  • 「先方と話してうまくまとめておいて」

・と言ってくることがあります。

判断する権限がない人に最終判断まで任せるのは、適切な仕事の依頼方法とはいえません。

営業事務の判断で進めて問題が起きた場合、「なぜ勝手に判断したのか」と責任を問われる可能性があります。

一方で、営業へ確認すると「そのくらい自分で考えて」と言われることもあるでしょう。

自分では決められない内容まで任され、確認しても十分な回答をもらえない状態は、営業事務にとって大きな負担になります。

営業から仕事を丸投げされたときに確認すべきこと

営業から曖昧な依頼を受けたときは、すぐに引き受けるのではなく、必要な内容を確認することが大切です。

確認せずに進めると、後から「そんな依頼はしていない」「頼んだ内容と違う」と言われる可能性があります。

自分の仕事と責任を守るためにも、次の項目を明確にしましょう。

必要な情報がそろっているか確認する

依頼を受けたら、仕事を始める前に必要な情報がそろっているか確認します。

見積書や受注処理であれば、次のような情報が必要です。

・顧客名
・商品名や品番
・数量
・金額
・納品先
・希望納期
・支払い条件

情報が不足している場合は、自分で推測して進めないようにしましょう。

過去と同じ内容に見えても、数量や納期、価格条件が変わっている可能性があります。

確認を省いた結果、誤発注や請求ミスにつながることもあります。

営業へ確認するときは、「情報が足りません」だけでなく、「商品番号と希望納期の確認をお願いします」と、不足している項目を具体的に伝えましょう。

ほかの仕事も含めていつまでに対応するのか確認する

営業から「急ぎでお願いします」と言われても、どの程度急いでいるのか分からないことがあります。

営業にとっての「急ぎ」が、今日中なのか、1時間以内なのか、顧客から返事が来るまでなのかは明確ではありません。

期限が曖昧なまま引き受けると、営業の想定より対応が遅れ、責められる可能性があります。

依頼されたときは、次の内容を確認しましょう。

  • 今日の何時までに必要なのか
  • 顧客への回答期限はいつなのか
  • ほかの仕事より優先すべきなのか

すでに別の仕事を抱えている場合は、その状況も伝える必要があります。

営業事務は、複数の営業から同時に依頼を受けることも少なくありません。

すべてを最優先で対応することはできないため、どの仕事を先に進めるべきか確認しましょう。

誰が最終判断をするのか確認する

価格や納期、契約条件などの重要な内容については、誰が最終判断をするのか明確にしておきます。

営業事務が情報を集めたり、選択肢を整理したりすることはできます。

しかし、会社や顧客への影響が大きい内容を、権限のない営業事務が決めるのは危険です。

たとえば、納期に間に合わない場合は、次のような判断が必要になります。

  • 顧客へ納期変更をお願いする
  • 別の商品を提案する
  • 追加料金を払って特急対応する

営業事務だけでは決められない内容は、「選択肢の整理までは対応しますので、最終判断をお願いします」と伝えましょう。

最終判断者を明確にすることで、自分の判断だけで進めてしまう状況を防げます。

確認や依頼事項を角を立てずに伝える方法と例文

営業へ確認したいことがあっても、相手の機嫌や人間関係を考えて、聞きにくいと感じることもあるでしょう。

しかし、確認を避けたまま仕事を進めると、後から大きな問題になる可能性があります。

大切なのは、営業を責める言い方ではなく、仕事を正確に進めるために必要な確認として伝えることです。

不足している情報の具体的な伝え方

情報が足りないときは、不足している項目を具体的に伝えましょう。

「内容が分かりません」「情報が足りません」とだけ言うと、営業から突き放されたように受け取られる可能性があります。

必要な情報と理由をセットで伝えると、角が立ちにくくなります。

例文

「見積書を作成するため、商品番号・数量・希望納期の3点をご共有いただけますか。確認でき次第、作成を進めます」

「手配内容に間違いがないよう、納品先と納期の確認をお願いします」

「前回と条件が異なる可能性があるため、今回の単価をご確認いただけますでしょうか」

営業が回答すれば、すぐに仕事を進められる状態にしておくことがポイントです。

対応できる範囲とできない範囲の伝え方

依頼された仕事の一部には対応できても、すべてを引き受けるのが難しい場合があります。

その場合は、すべてを断るのではなく、対応できる範囲と営業にお願いしたい範囲を分けて伝えましょう。

例文

「見積書の作成までは僕のほうで対応します。値引き金額の決定はできないため、最終金額の確認をお願いします」

「仕入先への納期確認はこちらで行います。お客様への納期変更の説明は、お願いできますでしょうか」

「資料の準備は可能ですが、契約条件については判断できないため、ご対応をお願いします」

協力する姿勢を見せながら、自分には決められない部分を明確にすると、単なる拒否とは受け取られにくくなります。

営業に判断してほしい内容を明確にしてもらうときの伝え方

営業から「うまくやっておいて」「適当に進めておいて」と言われても、具体的な判断基準が分からない場合があります。

そのようなときは、営業が回答しやすいように選択肢を示す方法が有効です。

例文

「納期について、A商品のまま来週納品にするか、B商品へ変更して今週納品にするか、どちらで進めますか」

「値引きについて、通常価格で提示するか、5%値引きで提示するか、ご判断をお願いします」

「先方への回答内容は、納期変更のお願いでよいでしょうか。それとも代替品をご案内しますか」

営業へ丸ごと質問を返すのではなく、現在分かっている情報を整理して伝えることで、判断してもらいやすくなります。

優先順位を確認するときの伝え方

すでに複数の仕事を抱えているときに、追加の依頼を受けることもあります。

すべてをすぐに引き受けると、自分の仕事が遅れるだけでなく、ほかの営業や顧客にも影響が出ます。

そのため、現在の仕事と新しい依頼の優先順位を確認しましょう。

例文

「現在、A社の受注処理とB社の見積作成を進めています。今回の依頼を先に対応する場合、A社の処理は明日になりますがよろしいでしょうか」

「本日中の依頼が3件あります。こちらを最優先にする場合、どの業務を後回しにするかご指示いただけますか」

「対応は可能ですが、現在の業務状況では完了が明日の午前中になります。今日中に必要な場合は、優先順位を相談させてください」

できないと伝えるだけでなく、対応可能な期限や、ほかの仕事への影響も説明すると、相手に判断してもらいやすくなります。

営業へ確認事項を伝えるときの注意点

営業へ確認するときは、伝え方だけでなく、後から認識違いが起きないようにする工夫も必要です。

口頭だけで確認すると、「言った」「聞いていない」というトラブルになる可能性があります。

自分を守るためにも、依頼内容や回答を記録として残しましょう。

メールやチャットで確認内容を記録に残す

重要な依頼や判断については、メールや社内チャットで記録を残すことが大切です。

口頭で依頼を受けた場合も、その後に確認メッセージを送りましょう。

例文

「先ほどご依頼いただいた件について、A商品を10個、8月10日納品で手配します。金額は通常価格で進めるという認識で相違ないでしょうか」

「先ほどの打ち合わせ内容を確認します。仕入先への納期確認は僕が対応し、お客様への連絡は営業担当から行う予定です」

記録を残す目的は、営業を責めたり、証拠を突きつけたりすることではありません。お互いの認識をそろえ、ミスを防ぐためです。

特に金額、納期、数量、契約条件など、間違えると影響が大きい内容は文章で確認しましょう。

相手を責めずに業務への影響を伝える

営業から丸投げされていると感じても、「いつも丸投げばかりですよね」「営業の仕事を押しつけないでください」と伝えるのは避けたほうがよいでしょう。

相手を責める言い方をすると、防御的になり、話を聞いてもらえなくなる可能性があります。

問題を伝えるときは、人物ではなく業務への影響に焦点を当てます。

伝え方の例

・「情報がないまま進めると、誤った内容で手配する可能性があります」
・「急な依頼が続くと、通常の受注処理に遅れが出てしまいます」
・「最終判断者が明確でないため、顧客への回答が遅れています」
・「依頼内容を統一していただけると、確認のやり取りを減らせます」

営業本人の性格や態度を問題にするのではなく、現在のやり方が仕事にどのような影響を与えているかを説明しましょう。

営業事務への丸投げを防ぐための対策

丸投げされた仕事に毎回個別対応しているだけでは、同じ問題が繰り返される可能性があります。

営業事務への丸投げを減らすためには、依頼方法や担当範囲を仕組みとして整えることが重要です。

営業と営業事務の担当範囲を明確にする

営業と営業事務の担当範囲が曖昧だと、営業が自分の仕事を事務へ依頼しやすくなります。

次のように、業務ごとに担当者を決めておきましょう。

  • 見積書の作成は営業事務
  • 値引きの判断は営業
  • 仕入先への納期確認は営業事務
  • 顧客への納期交渉は営業
  • 受注処理は営業事務
  • クレームの一次対応は営業事務
  • クレームの謝罪と対応方針の決定は営業または上司

会社によって適切な分担は異なりますが、誰が担当するのかを共通認識にすることが大切です。

あきら

営業と営業事務だけで決めにくい場合は、上司を交えて役割分担を整理しましょう。

依頼方法と対応期限のルールを決める

営業ごとに依頼方法が異なると、営業事務は仕事を管理しにくくなります。

口頭、メール、付箋、電話、チャットなど、さまざまな方法で依頼が来ると、抜けや漏れが発生しやすくなります。

依頼方法はできるだけ統一しましょう。たとえば、次の項目を含めた依頼テンプレートを用意します。

  • 顧客名
  • 依頼内容
  • 必要な資料
  • 数量や金額
  • 希望期限
  • 顧客への回答期限
  • 最終判断者
  • 注意事項

また、「当日対応が必要な依頼は午前中まで」「通常の見積もりは2営業日前まで」など、対応期限のルールを決めるのも有効です。

ルールがあれば、営業事務個人の判断で断るのではなく、部署の運用として説明できます。

緊急対応が必要な仕事の基準を決める

営業からの依頼が、すべて「急ぎ」になっている職場もあります。

しかし、すべてを緊急案件として扱うと、本当に優先すべき仕事が分からなくなります。

緊急対応が必要な仕事の基準を決めておきましょう。

  • 顧客の業務が停止する可能性がある
  • 当日出荷しなければ納期に間に合わない
  • 金額や契約に重大な誤りがある

一方で、営業の依頼忘れや確認遅れによって発生した仕事まで、毎回最優先で対応する必要があるのかは考えるべきです。

何を緊急とするかを部署内で共有すれば、営業事務だけが振り回される状況を減らせます。

何でもすぐに引き受ける習慣をやめる

営業から頼まれると、反射的に「分かりました」と答えてしまう人もいるでしょう。

あきら

僕も、頼まれた仕事を断ると関係が悪くなるのではないかと考え、無理に引き受けてしまうことがありました。

しかし、何でもすぐに対応していると、営業から「頼めばすぐにやってくれる人」と認識されます。

その結果、さらに仕事が集中する可能性があります。

依頼を受けたときは、まず次の内容を確認しましょう。

  • 自分が対応する仕事なのか
  • 必要な情報がそろっているか
  • 期限までに対応できるか
  • ほかの仕事へ影響が出ないか営業の判断が必要ではないか

仕事を断る必要がなくても、「確認してから回答します」と一度持ち帰るだけで、安易な引き受けを防げます。

すぐに返事をしないことは、協力を拒むことではありません。正確に仕事を進めるための確認です。

丸投げが改善されないときは上司に相談する

営業へ確認したり、依頼方法を工夫したりしても、丸投げが改善されない場合があります。

自分だけで対応し続けると、業務量や責任が増え、心身ともに疲れてしまいます。

個人間で解決できない問題は、上司へ相談しましょう。

営業から丸投げされた仕事の内容と件数を記録する

上司へ相談する前に、丸投げされた仕事の内容と件数を記録しておきましょう。

「いつも仕事を押しつけられる」と伝えるだけでは、上司が状況を正確に判断できない可能性があります。

次の項目を記録します。

  • 依頼された日時
  • 営業担当者
  • 依頼内容
  • 不足していた情報
  • 確認にかかった時間
  • 本来の仕事への影響
  • 発生した残業時間
  • ミスやトラブルの有無

1週間や1か月単位で記録すると、どの程度の負担が発生しているか見えやすくなります。

感覚ではなく数字や具体例で示すことで、上司も問題として受け止めやすくなります。

感情ではなく事実を整理して伝える

営業への不満がたまっていると、相談するときに感情的になってしまうことがあります。

しかし、「営業の態度が悪い」「何もしてくれない」と伝えるだけでは、個人的な人間関係の問題として扱われる可能性があります。

上司へ相談するときは、事実を整理して伝えましょう。

相談内容の例

・「必要な情報がないまま依頼される案件が、今月は15件ありました」
・「確認のために毎日1時間ほどかかり、受注処理が遅れています」
・「金額の判断まで求められましたが、僕には決裁権限がありません」
・「口頭の依頼が多く、依頼内容の認識違いが2件発生しました」

事実をもとに説明すれば、営業への悪口ではなく、業務改善の相談として受け止めてもらいやすくなります

自分の業務に出ている影響を説明する

丸投げによって、どのような影響が出ているのかも具体的に伝えましょう。

たとえば、次のような影響です。

・受注処理が遅れている
・請求書の作成に集中できない
・確認作業が増えて残業が発生している
・ほかの営業からの依頼に対応できない
・顧客への回答が遅れている
・ミスや確認漏れが増えている

自分がつらいことも重要ですが、会社としては業務や顧客への影響が分かると対応を検討しやすくなります。

自分の負担だけでなく、部署や顧客にどのような問題が起きているかを説明しましょう。

ミスやトラブルにつながる危険性を伝える

現在は大きな問題が起きていなくても、丸投げが続けばミスやトラブルにつながる可能性があります。

上司には、今後考えられるリスクも伝えましょう。

・誤った価格で見積もりを出す
・商品や数量を間違えて発注する
・納期の認識違いが発生する
・顧客への回答内容が営業と食い違う
・責任者が不明なままクレームが放置される
・重要な仕事が後回しになる

問題が起きてから対処するよりも、事前に業務の流れを見直したほうが会社にとっても負担が少なくなります。

「誰が悪いか」ではなく、「このままではどのような問題が起きるか」という視点で相談することが重要です。

営業との役割分担の見直しを提案する

上司へ相談するときは、問題を伝えるだけでなく、改善案も提案してみましょう。

たとえば、次のような方法があります。

・営業と営業事務の業務一覧を作る
・依頼時に必要な情報をテンプレート化する
・緊急案件の基準を決める
・口頭依頼を減らしてチャットへ統一する
・最終判断が必要な項目を明確にする
・定期的に業務量を確認する時間を作る

改善案があると、上司も具体的な行動に移しやすくなります。

上司への相談例

「営業から情報が不足したまま依頼されることが多く、確認作業によって受注処理に遅れが出ています。依頼時に顧客名、商品、数量、納期を入力するテンプレートを作成し、営業全員に使用してもらうことは可能でしょうか」

営業個人を責めるのではなく、部署全体の仕組みを改善する形で提案すると、話が進みやすくなります。

上司に相談しても丸投げが改善されない場合の選択肢

上司へ相談しても、「営業事務なのだから対応して」「営業は忙しいから仕方がない」と言われ、状況が変わらないこともあります。

会社全体で丸投げを当たり前と考えている場合、自分ひとりで改善するのは困難です。

無理を続ける前に、環境を変える選択肢も検討しましょう。

担当する営業を変更してもらう

特定の営業担当からの丸投げが多い場合は、担当変更を相談する方法があります。

営業によって依頼の仕方や営業事務への考え方は大きく異なります。

情報を整理して依頼する営業もいれば、曖昧な指示で何でも任せる営業もいます。

担当変更を相談するときは、単に「相性が悪い」と伝えるのではなく、業務への影響を説明しましょう。

「依頼内容の確認に時間がかかり、通常業務に遅れが出ています。担当の分担を見直していただけないでしょうか」と相談すれば、仕事上の問題として伝えられます。

別の部署への異動を相談する

会社自体には不満がなくても、営業部門の働き方や人間関係が合わない場合は、異動を検討する方法もあります。

一般事務、総務、経理、購買、カスタマーサポートなど、営業事務の経験を活かせる部署はあります。

営業事務で身につけた次のようなスキルは、ほかの部署でも役立ちます。

  • パソコン操作
  • データ入力
  • 書類作成
  • スケジュール管理
  • 社内外との調整
  • 電話やメール対応
  • 優先順位を決める力

丸投げがつらいからといって、事務職そのものが向いていないとは限りません。

部署や上司、営業担当が変わるだけで、働きやすくなる可能性もあります。

営業事務として働きやすい会社へ転職する

担当変更や異動が難しく、会社として改善する姿勢もない場合は、転職を検討してもよいでしょう。

営業事務の仕事内容や役割分担は、会社によって大きく異なります。

営業の補助業務が明確に決められている会社もあれば、営業事務が顧客対応からクレーム対応まで幅広く任される会社もあります。

転職活動では、求人票だけでなく面接で次の点を確認しましょう。

  • 営業事務の具体的な仕事内容
  • 営業1人に対する事務担当者の人数
  • 顧客対応の範囲
  • 価格や納期の判断者
  • 営業と営業事務の役割分担
  • 急な依頼や残業の頻度
  • 業務マニュアルや依頼ルールの有無

転職理由を伝えるときは、「営業が嫌だった」と話すのではなく、「役割分担が明確な環境で、営業事務の経験を活かしたい」と前向きに説明するとよいでしょう。

環境を変えることは逃げではありません。自分の経験や能力を発揮できる職場を選ぶための方法です。

まとめ|営業事務だからといって丸投げを受け入れる必要はない

営業事務は営業をサポートする仕事ですが、必要な情報がない仕事や、判断する権限がない内容まで引き受ける必要はありません。

丸投げされたときは、すぐに対応するのではなく、次の内容を確認しましょう。

  • 仕事に必要な情報
  • 具体的な対応期限
  • 最終判断をする人
  • トラブル時の責任者

営業へ確認するときは、相手を責めるのではなく、正確に仕事を進めるために必要な情報として伝えることが大切です。

また、重要な依頼や判断はメールやチャットに残し、認識違いや責任の押しつけを防ぎましょう。

自分で対策しても改善されない場合は、仕事の内容や件数を記録し、上司へ相談してください。

それでも状況が変わらなければ、担当変更や異動、転職を検討する方法もあります。

何でも引き受け続けると、営業にとって都合のよい状態が当たり前になり、自分の負担だけが増えてしまいます。

あきら

営業事務だからといって、営業の仕事の責任をすべて受け入れる必要はありません。対応できる範囲を明確にし、自分の仕事と心身を守りながら働いていきましょう。

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この記事を書いた人

営業事務歴10年。「営業事務の発信をしている人あんまりいないよな・・・」という安易な考えのもと
【営業事務のあるある】や【営業事務の仕事術】について発信しています。

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